● こんな風に教えてる人いないですよ!みんな、こういう風に教えてくれればいいのに(笑)
こんにちは。川村義之です。今日もこれから、本当に理に適った体の使い方についてお話ししましょう。
さて今回は、キックボクシングをされているかたの、研勢塾初級第2回目のようすをご紹介します。
今回のテーマはコンディショニングですが、研勢塾のコンディショニングはそのまま動きの基本、技の動きなのが特徴です。
まずは研勢塾式マッケンジー体操で、これをやる目的は胸椎の可動性を回復させる、ということです。
次に研勢塾オリジナルの胸のエクササイズ2種をお伝えし、それが胸椎の可動性を回復させ、体全体もゆるめるというのを実感でご理解いただきました。
またこのエクササイズの動きがキックボクシングに応用されたときどんな効果があるか?も1つ1つ体験していただきました。
構えた相手に触れた瞬間崩す、至近距離・ノーモーションから重く奥に効くパンチを出す、首相撲(クリンチ)で簡単に優位に立つ…。
「ブログに“(コンディショニングの)動きが全ての技になる”と書いてあって意味がわからなかったんですが、こういうことだったんですね!」
「今のパンチはヤバイっすね(苦笑)。これは倒せますよね」
ここからちょっと脱線して、より楽に、より速く、より重く、より効かせるように蹴るにはどうしたらいいか?をちょっとご指導させていただきました。
「ああなるほど、まだできないですけど感じはわかりました。勝手にいい軌道になりますね」
「(うまくできて)あっ!何だかこの辺(股関節まわり)がいい感じです!」
はい、脚で蹴りをいい軌道に乗せようとしてもダメですが、うまくできれば蹴りは勝手に自動的に理想的な軌道を通るんですね。
また、そのとき蹴る自分はより楽なのに、蹴りは比較にならないほど重く、浸透するものになっているわけです。
続いて、研勢塾式アイソレーションです。
体幹を輪切りにしたようにして(種目によっては体幹全体を連動させて)、上丹田、中丹田、臍下丹田の3つの中心に、上下、前後、左右の三軸を設定して回転運動させます。
これが丹田が球、という感覚の根拠ですが、それも実際に技に展開して体感し、確認していただきました。
ここから、今度は首相撲のポイントと、ショートで効かせる重いフックのポイントをアドバイスさせていただきました。
「スゲエ!やっぱり胸椎の動きなんだな…」
また膝蹴り、テンカオ(離れた間合いでの膝蹴り)、パンチを当てたいとき・蹴りたいときのポジショニング、パンチを当てられたくない・蹴られたくないときのポジショニングについてもご指導させていただきました。
「こんな風に教えてる人いないですよ!みんな、こういう風に教えてくれればいいのに(笑)。初めてこの技の意味がわかりました」
最後は、仰向けになって尾骨から胸骨、股関節から後頭部への連動を体感していただきました。
「いやー今回もなかなか勉強になりました!」
ありがとうございます!癖を1つ1つ克服し、“強いから許される例外”になっちゃいましょうね!
研勢塾では、
合気道、剣道、古流武術、中国武術などの武道・武術を学ばれているかたに、
合気、先(せん)、浮き身、発勁などをマンツーマンでわかりやすく、実際に使えるようにお教えしています。
現在通われている道場などとの相乗効果により、一層深い理解が得られるとご好評いただいています。
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