● 息1つで、全てを起動するスイッチにできるんですね!
こんにちは。川村義之です。
正中線と、呼吸の使い方で、見えない技が、できるようになります。
相手に、何をされたかわからせずに、技をかけることができるということです。
見えないほど、速い動きも、できるようになります。
はた目にも、なぜそれほどの効果があるのか、わからない技が、使えます。
古流武術をされているWさまの、中級第6回目のようすをご紹介します。
まずは、鎖骨の可動性を、回復させる体操を、やってもらいました。
お互いの手刀を交差させた、合気道の一教の体勢から、無造作に、手刀を下に斬り下ろします。
見た目には、ただ手を下ろしているだけなのに、相手に、尻餅を着かせることができました。
「(斬り下ろす力が)足まで届きますね!」
鎖骨の可動性が、回復すると、剣の突きも、見えないほどの速さにできます。
正眼に構えて突くと、ボクシングのジャブより速い動きで、突くことができました。
「こぉれは、見えないですよ!」
ここに、正中線を出す動きを、併用してみます。
左足前で正眼に構え、真っ向に斬り下ろす動きと、正中線を出すのとを、同時にやってもらいました。
跳ばずに、両足同時に動かして、右足前の構えになりながら、右袈裟懸けに、斬ることができました。
「ああ、だから新陰流の系統は、ああいう構えなんだな」
相手の面打ちに合わせて、同じ動きをやってみます。
両足が、同時に入れ替わるので、面を打ってくる相手には、その動きが認識できません。
自分のいないところを斬らせながら、死角から、相手に斬りつけることが、できました。
「ああ!勝手にできちゃいますね!」
「これが、誰でもできちゃうっていうのが、いいですよね!」
「これが、全てに共通する理、ってやつですよね」
「これがわからないから、みんな技に走っちゃって、コツみたいなのを、欲しがるんですよね」
「でも、そうすると、その技には使えても、他には使えない、となって…」
ここから、浮き身で移動する、縮地法を練習しました。
正眼に構え、縮地法を行うと、両足同時に滑って前進しつつ、剣の素振りが、自動的にできました。
本当の、気剣体一致ができたんですね。
相手が差し出している手に、この斬り下ろしを、そっと乗せるだけで、相手を座り込ませることが、できました。
縮地法と、正中線を出す動き、この2つだけで、抜刀もやってもらいました。
相手が、面を斬りにきても、いないところを斬らせながら、真半身になって、抜刀することができました。
「うわっ速っ!これは、怖いですね」
この抜刀がわかって、片足を前に投げ出した、居合の座構えからの抜刀も、どうやればいいかが、わかりました。
「ああ!立ってるところからのとおんなじですね!今ならわかるわぁ!」
「今は、K先生(高名な古流武術の達人)は、こういうことを言いたかったんだな、とわかりますね」
身体操作の要素が、格段に増えましたが、これを、一括して起動するスイッチがあれば、問題はありません。
それが、呼吸です。
体幹さえ、呼吸で動かせれば、自動的に、鎖骨や股関節を、適切に動かせます。
さらに、体幹が正しく連動し終わるとき、自然に、正中線が出せます。
この呼吸を、抜刀に使ってみました。
右手を、両手で押さえている相手を、ほとんど動かずに、数メートルも吹っ飛ばすことが、できました。
「これは、危ないですね!」
「凄いですね!息1つで、全てを起動するスイッチにできるんですね!」
「これは、まさに秘密ですね!凄いことですよ!」
技の動きを小さくしていくということは、技が術へと、移行するということです。
何をされたのか?、どうしたらできるのか?、それを、他人にはわからなくできるんですね。
「まさか、1年やそこらで、ここまでのレベルに来れるとは、思わなかったですね」
具体的な練習をしていけば、達人として、着実に上達していけるんですね。
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